So-net無料ブログ作成
検索選択

憎悪 [妄想スケッチ]

梅雨入りしましたね。何かとジメジメするこの季節 布団が干せなくて困りますね、武藤です。

さて、突然ですが皆さんは "二段ベッド" というのをご存知だと思いますが、好きですか嫌いですか?
ご兄弟などおられる方は幼少期 上の段を勝ち取るための兄弟喧嘩または家族会議などされた方も少なくないでしょう。必然的にお兄さんやお姉さんに奪われ涙を飲んだ弟さんや妹さん またはその逆、「うちにはそんなシャレたもんは無かった!布団ひけ布団!」なんて方もおられるかと思います。
実はこの "二段ベッド" 僕が小学校に上がる時に僕と弟のために親が買ってくれました、幼かった僕らはとても嬉しかったですねー ワクワクしました。うちの場合は兄である僕の方が上の段を勝ち取りました、弟に大分ゴネられたのは言うまでもありませんが。
しかしながら、結論から申しましょう。僕は二段ベッドがあまり好きでなく軽い嫌悪感さえも抱くようになってしまったのです。

僕は自分で言うのもなんですが繊細な子供でした、若干神経質と言っても良いでしょうね。なので夜 親の言うままに時間になると寝るのですが、なかなか寝付けないのです。寝たと感じてもちょっとした物音ですぐ起きてしまいます。誰かがテレビを見ていると気になって目が覚めるし、誰かがトイレに行くとその足音や扉の開け閉めの音で目が覚めるし、挙げ句 丑三つ時には勝手に目が覚めたりするのです。
皆さんご承知のように二段ベッドの上の段は部屋の天井にほど近く、目覚めるとそこは一面天井板の世界なのです。部屋を暗くしては怖くて眠れなかったので天井からぶら下がっている蛍光灯の豆電球を点けていましたが それがまた‥‥ あの一面に広がる天井板をオレンジ色に染めて今にも僕を押し潰さんばかりなのです。とくに季節で言うと春や冬は酷かったですね。春は猫たちの恋の季節 「ウー ウミャー ミャーゴー!」冬はシーンとして襖一枚隔てて寝ている両親の寝返りを打つ音、部屋の時計「カッチ カッチ カッチ」そんな音とあの天井板の風景、みんなは夢の世界に居るのに自分はそこに行けない寂しさ、その気持ちがいつしか僕の中で重圧的イメージ "二段ベッド” になっていってしまったのです。実は二段ベッドに関するエピソードはまだあるんですよー 気になるでしょー? 「もう止めてくれ!」って人もおられると思うのでそれはまた今度にしときます。

えー長々と二段ベッドに対する僕の勝手なイメージを話しましたが、だいぶ大人になった今の僕はこう言えます。
僕と弟が楽しく仲良く過ごせるようにと買ってくれた両親の優しさ それがあの "二段ベッド”だったのだと、両親の愛に感謝です。
 
ちなみに今現在の僕は割と健全な眠りに着けておりますよ、部屋は真っ暗にして寝ますけどね。


憎悪.JPG



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

あつこ

こんにちは。ドリのLOVE ROCKSのツアーで武藤さんのギターに心惹かれて、それからずっと陰ながら応援させていただいています。我が家にも二段ベットありました。私→上段 妹→下段でした。しかし、小さな明かりをつけていざ寝ようとすると、天井板の模様が人の顔に見えたり、お化けに見えたりで
あんまり居心地がよくなく、あっさり妹に上段を譲りました。その2段ベットは今は、妹宅の息子たちが使っています。二段ベットエピソードその2も近々お願いします!!
by あつこ (2011-05-30 18:44) 

武藤良明

返事が遅れましたが。あつこさんコメントありがとう!応援してくれて重ね重ねありがとうでございますよ。
そうですか、妹さんに譲られたのですね?懸命でした。
あの模様が顔に見えるのは何なんですかね‥ 僕は今となってはその顔の見つけては「一つ、二つ」と数えてますよ‥ 怖っ

これからも応援よろしくお願いいたしますー
by 武藤良明 (2011-06-02 22:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。